JA信州うえだが運営する農業用資材店「グリーンファーム中央店」では、家庭菜園のポイントや園芸の楽しみ方を題材とした「グリーンファームカレッジ」を開校している。
12月18日には、今年度最終講座となる「果樹の剪定」講座を開いた。家庭菜園で果樹を栽培している来店者から、果樹の剪定の仕方が分からないという相談を多く受けることから企画したもので、人気講座の一つだ。
当日は新型コロナウイルス対策で密集を防ぐため、午前と午後に分けて講座を行った。午前は12人、午後は9人の地域住民が参加。同JA営農販売部営農指導課の宮下博史係長が講師を担当し、剪定の目的や基本的な方法などを説明。講師自ら持ってきた梅の枝を使って、剪定の実践も行いながら分かりやすく解説した。
参加者は「実際に枝を切っているところを見ることができ、分かりやすかった。講師の剪定方法を参考に実践したい」「ポイントを絞って解説してくれたので分かりやすかった」などと話した。
同カレッジでは、今年度14回の講座を開き、のべ422人が参加した。本来は15回だったが、コロナ禍で8月の講座が一つ中止となった。同店は、来年度も同カレッジを行う。年間15~16回の講座を予定しており、来年3月からスタートする。