県内JAの話題

できることから地域の活性化を目指す | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 7, 2021 12:50:00 AM

JAみなみ信州上郷支所とJAパーク高松店は、27日飯田市上郷の同店特設テントで、長芋ともち米などを販売した。長芋を生産する柏原野菜倶楽部と、もち米を栽培する上黒田そば生産組合のメンバー、JA青年部、JA職員ら30人ほどが店頭に立ち、多くの客でにぎわった。
同イベントは新型コロナウイルスの影響で自粛した代替として行った昨年に引き続き2回目の開催。これまでの収穫祭でも長い列ができる人気商品とあって、この日も開店前からテント前には20人ほどの列ができ、来店者は目的の農産物を買い求めた。
長芋を買おうと開店前から待っていた地元客は「柏原産の長芋は甘みが強くて毎年楽しみにしている。毎年多くの人が並ぶので早くこないとと楽しみにしてきた。今年も買うことが出来てよかった」と笑みをこぼした。
同支所の上沼隆支所長は「地域の方々が楽しそうに買い物する姿が見れてよかった。地域が明るくなれるようにJAも地域の拠り所として貢献していきたい。これからもできることをやっていきたい」と話した。
上黒田そば生産組合は地域の遊休農地解消を目的にもち米づくりをはじめ6年目のグループ。同支所職員も田植えや稲刈りを手伝い、今年は420kgを収穫した。
同組合の玉本国男組合長(78)は「多くの方に毎年楽しみにしてらもい、励みになる。無事収穫できてよかったが量が少なかったので早く売り切れてしまうかも」と喜びとともに心配ものぞかせた。
柏原野菜倶楽部は現在メンバー4人で遊休農地を活用した長芋づくりをし今年13年目のグループで、今年約200本の長芋を収穫した。同倶楽部代表の北原政一さん(73)は「今年も美味しい長芋がたくさんでき、皆さんにお届けできてうれしい。美味しいと声をかけてくれる方も多いので励みになる」と感謝した。