JA佐久浅間は11月27日、佐久市平賀のJA佐久野沢支所中込店の新店舗安全祈願祭・起工式を建設予定地で開いた。同JAで取り組む事業改革の一つで、金融窓口機能を持つ事業拠点を再編し、金融共済窓口の相談機能の強化を図る。
新店舗は同市内の中込、平賀、内山の3店の金融窓口を集約。鉄骨造2階建て、延べ床面積約603平方メートル、敷地面積は約2170平方メートルで、2022年5月の開所を予定している。
新店舗は、太陽光発電設備を採用し、浸水対策として1階の床は外部から50センチ嵩上げし、外周部は100センチの擁壁で覆うほか、機械設備や空調設備などを2階に設置する。災害発生時は、近隣住民の避難場所として計画している。
安全祈願祭・起工式には、JA役職員や工事関係者、地権者らが出席して工事の安全を祈願した。JAの浅沼博組合長は「将来にわたり地域に必要とされる新店舗をつくり、組合員や地域住民へのさらなるサービス向上に取り組みたい」と話している。