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第10回安曇野市牛枝肉共励会 最優秀賞に株式会社降籏物産 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 2, 2021 1:24:00 AM

11月16日、安曇野市農業再生協議会やJA全農長野らが主催する「第10回安曇野市牛枝肉共励会」が大阪食肉市場(株)で開かれた。最優秀賞の安曇野市長賞には、JAあづみ管内安曇野市三郷地区で和牛約800頭を肥育する株式会社降籏物産の和牛枝肉が輝いた。
この日は市内の生産者7人らの育てた肥育牛18頭の出品があり、公益社団法人日本食肉格付協会が定める審査基準に基づき2人の審査員が肉のサシ(霜降り)や色合い、きめの細かさなどを厳正に審査した。株式会社降籏物産の枝肉は、構成歩留率が唯一67%台と効率的な生産や品質の高さなどが総合的に評価され受賞につながった。
この共励会は、信州安曇野市内の肥育牛生産者の技術の研鑽と産地の共販体制を強化し、牛肉流通体系の充実を図るとともに「信州安曇野牛」の品質向上に資することを目的とし、今回で10回目の節目を迎えた。
26日、安曇野市役所で「第10回安曇野市牛枝肉共励会表彰式」を開いた。生産者やJA職員、協議会員ら約10人が出席。同市農林部赤澤部長から賞状や副賞が手渡された。
同社代表取締役降籏栄治社長は「今回の受賞は大変励みになる。安曇野産肉牛の頭数を増やすため?殖などに力を入れ、地域の生産者らと協力し、肥育していく」と意気込んだ。
最優秀賞以外の受賞者は次の通り。かっこ内は地区名。
▽優秀賞=松枝功(明科:JA松本ハイランド)▽優良賞=伊藤雅敏(有明)