JA信州うえだ真田地区事業部は、JAに出掛ける機会を増やし、地域に人の輪を広げることを目的に「JA生活文化活動」を行っている。地域住民向けに料理や手芸、工作などの講習会を毎月開く。
10月26日には、上田市真田町長の同事業部で「リンゴを使った料理講習会」を開いた。地域住民5人が参加。JA生活活動サポーターとJA生活指導担当者の指導のもと、「鶏肉のリンゴソース」「豚肉とリンゴのロールフライ」「リンゴのしっとりケーキ」の3品を作った。リンゴは、地元産の紅玉とシナノスイートを使った。参加者は配布されたレシピを参考に、協力して手際良く料理を完成させた。
参加者は「豚肉とリンゴを合わせることで、爽やかな風味になり、おいしくて驚いた」「今までリンゴを料理に使うことはあまりなかった。どれも簡単でおいしかったので、家でも作りたい」と話した。
同事業は今後、鯉の旨煮講習会や「発酵に親しむ」と題して塩麹としょうゆ麹の仕込みなどを行う予定だ。