JA信州諏訪の生活関連子会社「株式会社あぐりライフ信州諏訪」は10月17日、茅野市玉川にあるJA虹のホールたまがわで「人形・着物供養祭」を開いた。組合員・地域住民95組から、1226体、57着のぬいぐるみや着物が持ち込まれ、祭壇へ丁寧に収められた。
人形供養祭は、JA管内の葬祭ホール3施設の持ち回りで毎年開催しており、2019年から着物供養も行っている。昨年はコロナ禍の影響で中止となったが、今年度はコロナ感染防止をし、2日間に分けて人形を預かり、一般参列者を入れずに行った。
法要は同市穴山の長円寺住職がおこない、大切な時間を共に過ごした人形や着物に感謝を込めて供養した。
同社催事課の中山澄男課長は「組合員の皆様と一緒に供養することができず残念。愛情や思い出の詰まった人形や着物を、スタッフのみの参列であったがご供養させていただいた。今後もニーズに応える催しを企画し、地域に密着した葬祭ホールとして役に立ちたい」と話した。