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豊平小学校3年生が集荷所見学/地元農産物への理解深める | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 28, 2021 4:55:00 AM

茅野市の豊平小学校3年生は10月18日、JA信州諏訪原村営農センターで集荷所見学会を行った。児童38人が、日帰り小旅行「諏訪めぐり」の一環で来所。野菜と花きの集荷所をそれぞれ見て回り、地元農産物への理解を深めた。
同センターは、学校からの要請を受けて集荷所見学を受け入れている。当日は、集荷施設や集荷農産物について説明した。野菜では「セルリー」「ブロッコリー」「パセリ」など、花きは「スターチス」「トルコギキョウ」「アネモネ」などが集荷されていることを紹介。児童は、農家が早朝に持ち込んだ農産物や、品質検査を行う様子を見て回った。
ブロッコリーでは、鮮度を保持するために、氷詰めをしていることを説明。児童は「あっという間に氷が入るんだね」と興味深そうに作業を見つめていた。
今年度は、新型コロナ感染防止対策のため、毎年8月に開催している「JA信州諏訪フラワーショー・野菜品評会」が中止となり、地元住民に向けた管内産農産物PRの機会が失われたことから、JA野菜専門委員会が「子どもたちに新鮮な管内産野菜を食べてもらおう」と、見学に訪れた児童にセルリーを提供した。
佐藤あかりさん(9)と浦上真瑚さん(9)は「初めて来たけれど、野菜や花がたくさんあり、これから全国に運ばれると知ってワクワクした。大人になったら、働いてみたいな」と笑顔を見せた。