JA上伊那南箕輪支所は10月16日、管内で准組合員限定イベント「地元の農産物を味わおう!~リンゴ収穫&ガレット手作り体験ツアー~」を開いた。
同イベントは准組合員の地域農業の応援団としての育成とJA事業への参加・参画を促す目的で2019年より支所ごとに特色のあるイベントを計画している。同支所は昨年新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっており、2年ぶりの開催となる。
この日は管内の6組15人の親子が参加。協力農家の田中實さんが経営する「田中りんご農園」では「信州りんご三兄弟」で有名な秋映、シナノスイート、シナノゴールドの3品種を収穫。その場で食べ比べ、味の特徴や違いを感じた。その後は「道の駅大芝高原」の「味工房」へ場所を移し、南箕輪産のそば粉を使用したガレットづくりを体験。自分でつくったガレットを食べ、地元農産物に触れながら味わう体験をした。
同支所の山本ゆかり支所長は「10月16日は『国消国産の日』。農業を支える地域の応援団として体験を通じて農業や食への理解が深まれば」と期待した。