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みんな夢中で「大きな芋みつけたよ」 女性部目的別グループ「さくらの会」11年目の食育 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 19, 2021 5:37:00 AM

JAみなみ信州女性部飯田支部の目的別グループ「さくらの会」は15日、飯田市宮ノ上の入舟幼稚園で、同園園児およそ100人とサツマイモの収穫を行った。同グループの食育活動は11年目を迎え、同幼稚園でも毎年楽しみにする行事の一つになっている。
この日、園児が芋を掘り出しやすいようにメンバー4人とJA職員、保護者が事前に長く伸びたツルを切りスコップを使って硬くなった土を掘る準備を行い園児を迎えた。
クラス事分かれて行った収穫で挨拶にたった同グループの鳴海裕子代表は「土の中にいるお芋さんは、みんなに見つけてほしいと待っています。残さず掘り出してあげてください」と園児に声をかけ、長く伸びたツルを見せ「葉もこんなに伸びたんだよ」と成長も見せた。
園児は裸足になりツルを引っ張ったり土を掘りおこし、芋が出てくると「おっきい」「たくさんついてる」など歓声をあげた。
鳴海代表は「大きくなっていく過程や収穫の喜び、味わう楽しみなどたくさん色々なことを感じてもらいたい。子供たちの成長と共に食べることの大切さを理解してもらえたらうれしい」と話した。
同幼稚園の酒井美菜子先生は「地域の方に支えてもらえ、野菜づくりができることは大変ありがたい。苗を植え経過を見てきた子供たちはこの日をとても楽しみにしていたので、収穫を楽しむ姿が見れてよかった。野菜作りから食べることに興味をもってもらえたらうれしい」と話した。