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伊那養護学校「焼酎用サツマイモ収穫」/農業・商業・工業・福祉連携企画/伊那養護学校高等部 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 18, 2021 4:31:00 AM

伊那市の伊那養護学校は、14日に焼酎用のサツマイモ収穫を行った。今回の作業は、農業・商業・工業・福祉の連携新企画として、JA上伊那の指導により芋焼酎の原料となるサツマイモの「黄金千貫」を6月に植え付けし、栽培管理してきた。
同日は、高等部1~3年生のファーマーズ班8人の生徒が作業を行った。前日の雨により土が水分を含んでおり、生徒は「土が固くて掘るのが大変。手が痛い」と話しながらも、お互い協力して作業にあたった。サツマイモは200本植え付けてあり、数日かけて収穫作業を行う予定。
今回の芋焼酎の製造企画は、上伊那郡飯島町にある(株)池上酒店と長野県内にある養護学校のうち6校にある農園芸班が協力し、芋焼酎『輪の泉』プロジェクトを立ち上げ企画した。農福連携を通じて、将来社会へはばたく大きな自信に繋がることを目的として、地場産オリジナル酒を造ろうと、本年より取り組みを開始。
同校含め県内6校で収穫したサツマイモは、全量を喜久水酒造(株)が買い上げて芋焼酎を製造。完成した芋焼酎は池上酒店や行政機関の協力を得て長野県全域で販売する。