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「豊科支所」オープン 4例目の支所再編 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 14, 2021 6:05:00 AM

JAあづみが令和3年度までの3ヵ年で進めている支所再編で安曇野市豊科に11日、新たに豊科支所が開所した。
安曇野市豊科地域にある豊科、南穂高、上川手、高家の4支所の金融窓口(信用店舗機能)を1カ所に統合し、旧豊科支所の建物を活用して設けた。
この統合は同JAが組織のスリム化を目指し18支所を5支所にする「事業基盤再編マスタープラン」に基づく本支所再編計画の4例目となる。信用店舗機能を移管した南穂高、上川手、高家の旧支所は「地区ふれあいセンター」として、営農活動、組合員対応、組織活動、相談活動など「組合員の拠り所」として活用する。
さらに同支所には、2021年1月に開所した三郷支所同様、組合員対応や組織活動の活性化を目的とした「くみあい員課」を設置し、組合員との関係性のさらなる強化を図る。
同日、開所式を開きJA役職員や関係者ら約20人が参加。千國茂代表理事組合長は「55年前に先人たちが作った仕組みや建物は激動の時代において維持・管理していくのが難しくなってきた。本計画を基にこれまで築きあげてきた地域農業や協同活動をこれからは豊科支所・豊科地域営農センター・各地区ふれあいセンターを拠点として更に進めていきたい」と述るとともに「開所式はゴールではない。本日を機に更なる発展を遂げていきたい」と力強くあいさつした。
豊科支所の山田明男支所長は「営農や金融、組織活動などJA事業の中心となる支所づくりを進めるとともに、人が集まる場所にしたい」と意気込んだ。
同JAでは令和4年1月に5例目となる安曇野市穂高地域の再編を行う予定で、令和3年度末までに進めている「本支所再編計画」が完結する。