県内JAの話題

梨の収穫体験/栽培の要点を学ぶ/JA上伊那果樹部会梨専門部 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 11, 2021 12:37:00 AM

JA上伊那果樹部会梨専門部は10月2日、梨の栽培に興味のある人を対象に収穫体験を開いた。同専門部の部長を務める、飯島町の馬目葉二さん(50)の農園で参加者2人は梨の栽培について学び、収穫体験を行った。
最初に同JAの果実指導員が各品種の特徴や栽培の要点、経営について説明。近年、管内の梨栽培は後継者不足などにより栽培面積が減少しているのに対し、消費者や市場からの需要が高い状態。同JA独自の補助事業やサポート体制も紹介し、梨の栽培を呼び掛けた。
その後、参加者は馬目さんやJA職員から収穫方法や、適期の見極め方を教えてもらいながら収穫を体験。果樹での就農を考えているという、南箕輪村の石原宏紀さん(28)は「実際の栽培の様子など、詳しい話を直接聞くことができ、とても参考になった」と話した。
馬目さんは「部会やJAと顔つなぎをすることで、仲間がいることを知ってもらい、栽培や販売につながっていけば」と期待した。