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おじいちゃんおばあちゃんの似顔絵ずらり/広報誌で似顔絵募集し、展示会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 30, 2021 6:21:00 AM

JA信州諏訪本所は9月、「敬老の日特別企画」として、JA広報誌「月刊JA‘s民」9月号で募集した似顔絵の展示会を行っている。色鉛筆やクレヨンを使って描かれた、おじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵が、1階ロビーにずらりと並んだ。10月下旬頃まで掲示し、訪れた人に楽しんでもらう。
JAで初めての企画。毎月行っている月刊「JA‘s民」の読者年齢層の調査結果では、読者の約6割が60~80代であることから、編集を担当する管理部協同活動推進課の職員が「お孫さんとの交流のきっかけになれば」と企画した。9月号に似顔絵を描いてもらうページを制作。希望者には送り先も記入してもらい、敬老の日に合わせて、同課から祖父母宅に原本を郵送した。「素敵な似顔絵がたくさん集まったので、多くの人に見てもらいたい」と、コピーした控えを本所に飾ることとなった。
JA窓口への持込と郵送分を合わせて、管内在住の3歳~11歳の子どもたちから、30枚の似顔絵が集まった。メッセージスペースには、「いつも夕ご飯をつくってくれてありがとう」「虫をとってくれてありがとう」「運動をしたり、畑仕事をして健康で長生きしてね」など、祖父母への感謝や健康を願う言葉が手書きで添えられた。
来所客は「子どもの絵は心が温まる」「自分の娘の小さい頃を思い出す」などと話しながら、展示を見入っていた。
5歳の孫から似顔絵を贈られた茅野市の山岸優子さん(72)は「主人も私も笑顔を浮かべている絵で、笑った顔が描けるようになったんだなぁとうれしくなった。孫はとてもかわいい。元気に大きくなってほしい」と話していた。
同課の担当職員は「『月刊JA‘s民』をご愛読いただいている組合員の皆様に興味をもっていただけるような企画を、これからもどんどん行っていく」と話していた。