JAみなみ信州のグループ会社、株式会社ジェイエイサービスは22日、同社の仕出しセンター「虹の味彩工房 あじ彩」の新築移転に伴い安全祈願祭を行った。この日は同社役職員、同JA役職員、近隣住民、施工業者ら32名が参加した。
現在飯田市上郷にある同センターは、飯田市長野原の同社本社構内の旧同JA竜丘支所跡地に新築予定。同センターが使用している施設は1987年に同JAの金融・生活店舗として建設されたが、店舗閉鎖に伴い2007年からは同センターとして使用してきた。年々厳しさを増す衛生管理に対応するため、また建設から30年以上経過し施設の老朽化も懸念されることから今回新築建設に踏み切った。また本社構内に同センターを集約することで事業効率向上も期待できる。
同社の久保田幸宏代表取締役社長は「まずは安全第一で建設が進み無事完成することを願っている。新センターでは衛生管理に最重点をおいて、今まで以上に安全安心な製造ができるよう取り組んでいく。地域の皆さまにはより一層のご利用をお願いしたい」と挨拶した。
新センターは鉄骨造平屋建370.90平方メートル。令和3年9月22日に工事着工し、令和4年4月の完成を予定している。