トルコギキョウ 冠婚葬祭・家庭需要をねらって

JAグリーン長野
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花や草姿を確認する生産者

JAグリーン長野花き部会トルコギキョウ専門部で10月中旬、「トルコギキョウ」の出荷が本格化した。生産者10人が、月にかけて時期をずらして定植し、10月下旬をピークに、9月上旬から11月頃まで県外の花き市場に出荷。冠婚葬祭需要のほか、新型コロナウイルス禍で伸びる家庭需要も狙って、約11万本の出荷と安定価格販売による生産者手取りの確保・向上をめざしている。
多くの専門部員の出荷開始に合わせて10月11日、長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで講習会を開催。生産者9人と検査を行うセンター従業員が出席し、出荷規格や販売情勢、出荷上の注意点を申し合わせた。販売情勢は8月に続いた曇天降雨によりトルコギキョウの市場出荷量が少なく、例年以上に高単価で販売が進んでいる状況。営農技術員は、天気が良い為、開花が進み今週は価格が若干下がるものの、安定・高単価が続くことを見込み、品質に留意した出荷を呼び掛けた。また、生育遅れから草丈がやや短めに仕上がっているものへの対応や家庭消費の需要も見込み、今作に限って草丈を短く仕上げる規格も導入することを生産者の要望により講習会で決定。特別規格を含め、出荷規格の徹底と、実需者からのクレームにつながりやすい「花シミ」防止対策の徹底、また、需要の高い週末を見据えた出荷調整について再確認し、「高品質なトルコギキョウの出荷」へ意欲を高めた。
専門部では、9月と10月8日に全専門部員出席した「ほ場巡回」を実施し、現場での課題や技術の共有による品質の維持・向上に努めている。生産者の一人は、「お客さんに喜んでもらえるものを出荷したい」と意欲を見せている。