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子どもたちへの「応援花」/管内産のアレンジメントと切り花を届ける

作成者: いいJAん!信州|Sep 24, 2021 1:56:00 AM

JA信州諏訪は今年度、諏訪地域の小・中・特別支援学校計50校に、管内産の花きを贈呈する。JA女性部員・女性理事、職員がフラワーアレンジメントを制作。男性理事、地区統括所長・支所長らが各学校を訪れ、思いの詰まった"応援花"を届けている。
この活動は昨年度から始まり、今年で2年目。未だコロナ禍の終息は見えず、さまざまな行事が中止・延期となっていることから、「学校に花を飾って、子どもたちの心を癒してほしい」と、今年度も継続することとなった。
9~10月、地域ごと4日間に分けて行う。初日の9月13日は、茅野市内の14校分のフラワーアレンジメントづくりを行った。管内の主力品目のカーネーション、アルストロメリア、トルコギキョウ、リンドウ、カスミソウ、スターチス約40本を使用。講師は、JAのカルチャー教室「フラワーアレンジメント講座」を担当する仲山美代子さんが務めた。参加者は、仲山先生のアドバイスのもと、より大きく、映えて見えるよう、「扇形」をイメージしながら、オアシスにバランスよく挿していった。1時間半ほどで、直径80cmほどの豪華なアレンジメントができあがった。
また、「各校で自由に飾ってもらえるように」と、カーネーション、トルコギキョウ、スターチスの切り花250~300本と、子どもたちへの応援メッセージを記した手づくりのボード、「信州諏訪の花」PRポスター・パンフレットも合わせて用意し、各校に持ち込んで手渡した。
玉川小学校では、栽培飼育委員会委員長の風間梨々花さん(11)が「こんなにきれいなお花をいただくことができ、とてもうれしい」と笑顔を浮かべた。
茅野東部中学校では、緑化委員会委員長の杉野陽美さん(14)が「全校の皆さんに、美しい花を見て笑顔になってもらえるよう、大切に管理していきます」と感謝を述べた。
9月下旬に岡谷、下諏訪、10月に富士見町、原村、諏訪市の各学校に届ける。