JAグリーン長野と(株)長野エーコープサプライは9月19日、長野稲里町のJA虹のホール稲里(グリーンホールミナミ)を会場に、「人形供養祭」を行った。組合員・地域住民794組から14,290体のぬいぐるみや人形が集まり、丁重に供養した。
人形供養祭は、組合員・地域住民の声をふまえ、数年に1回、JA虹のホール施設を活用して開催。当JA管内では4年ぶり。昨年、開催を予定したが新型コロナウイルス対策として延期していた。開催要望や問い合わせの要望も多く、今回、コロナ対策として密を避けながら外で人形の受け取りを行った。見込みの2.5倍以上を上回る依頼や人形が集まり、会場には所狭しとぬいぐるみや人形が積まれた。法要は、明桂寺住職(同市同町)と職員のみの少数で行い、動画配信サイトを活用して法要の様子を生中継。職員の焼香に合わせ、利用者・視聴者に手を合わせてもらえるよう案内した。
伊藤聡彦JA生活部長は、JA葬祭事業への理解と協力に感謝を述べるとともに、「組合員・地域の皆様の愛情こもった思い出のあるぬいぐるみ等を、感謝と真心を込めて供養させていただく」と話した。