りんご「中生」食味意識し出荷を

JAグリーン長野
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規格を確認する生産者とJA営農技術員

JAグリーン長野で「リンゴ 中生種」の出荷が9月中旬、本格化する。中生種は、「紅玉」や「シナノドルチェ」。8月に始まった「シナノリップ」や「サンつがる」からリンゴ売り場を引き継ぎ、9月下旬から始まる「秋映」「シナノスイート」の中継ぎを担う。昨年に比べて2日ほど早く生育が進んでいるが、春先の開花がばらついたため、園や樹、枝によって果実の熟度も差があることから、JAでは、食味や地色を確認し、適期収穫に努めるよう、講習会で呼びかけている。
りんご部会員を対象に、9月9日・13日に3会場で講習会を開催。長野市信更町の信更果実流通センターでは、同町で栽培が盛んな「シナノドルチェ」を取り上げ、生産者40人が出荷規格を目合わせした。春先の凍霜害で、着荷量が例年に比べて少ないため、1個でも多くの果実を正品として選果できるよう、また、家庭用向けオープン箱品として出荷し手取りの確保につながるように、今年、多いことが予想される「サビ」の程度や果形、また着色の状況など、正品や等階級の基準を見本の果実19個を並べて示した。営農技術員は「ドルチェは適熟の期間も短い。特に今年は着色が先行していることから、地色が抜け具合と食味を確認し、稲刈やほかの作業と被って収穫が遅れないように、13日から20日の間に重点的に収穫作業を進めてほしい」と呼びかけた。
同センターでは13日にシナノドルチェを初選果する予定で、グリーン長野管内での出荷量は、約9,000ケース(1ケース=10kg)の出荷を見込む。紅玉は9,000ケース(同)。地元・関西・関東・中京の市場に重点的に出荷し、単価の確保向上をはかる。