県内JAの話題

水稲収穫適期検討会が行われる/施設稼働開始日を決定

作成者: いいJAん!信州|Sep 7, 2021 8:31:00 AM

JA上伊那は9月3日、伊那市美篶にある美篶カントリーエレベーターで水稲収穫適期検討会を行った。実際の生育状況を確認し、管内のカントリーエレベーターやライスセンターの稼働開始日を決定することが目的。同JAの米の75%は施設で集荷しており、適期収穫で良品質米の集荷に取り組んでいる。
検討会には同JAの米穀指導担当や、施設担当、上伊那農業農村支援センターの職員ら25人が参加した。前日、農家の協力のもと、積算温度計を設置した管内34ヵ所の水田の坪刈りを実施。当日は玄米の成熟した粒と未熟な粒の割合を確認し、登熟調査を行った。その後、あらかじめ調査を行ってきた積算気温による予測と合わせ収穫適期を見極め、施設稼働開始日を決定した。
同JA営農経済部米穀課の小林英樹課長は「品質の良い米の集荷に向け、農家巡回を引き続き行い、適期収穫に努めていきたい」と話した。
管内では、飯島町にある飯島カントリーエレベーターで9月7日より施設稼働を開始し、同日より中川村でコシヒカリの刈り取りを始める。