調査で収穫の目安を見極める/シャインマスカット講習会

JAグリーン長野
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持ち込まれたシャインマスカットの糖度・重量を計測

JAグリーン長野ぶどう部会長野南支部は9月6日、長野市松代町の松代農業総合センターで「シャインマスカット」「クイーンニーナ」の糖度調査と出荷講習会を開いた。生産者48人が出席。生産者が持ち込んだブドウの重量、糖度を計測し、営農技術員が食味を確認。また着色も、カラーチャートと見比べながら確かめ、収穫・出荷のタイミングの見込みなどを説明した。
調査の結果では、糖度について、高いものは19.2度、低いものは14度で平均は17度と、まだ出荷基準の18度にはまだ達していないものが多い状況。房の重量は多くが400グラム以上だが、生育期の降雨や曇天により、全体的にやや粒が小さい。着色は日当たりなどの差もあり、遅れているものはやや青みが強いなど、生産者ごとに仕上がりに差があった。
講習会ではこの結果を踏まえ、営農技術員が、改めて「食味」と「着色」を確認し、自園の状況に合わせた適期収穫を求めた。深美孝夫長野南支部長(ぶどう部会長)は、「シャインの粒が伸びていないなど、天候不順に苦しんできた一年の苦労が報われるような収穫の秋になるように、健康に気を付け収穫作業を進めてもらいたい」と話した。
同ぶどう部会では、この講習会を皮切りに、各支部ごと、また、本部役員が出荷講習会を12日まで開き、本格出荷に備える。JAによると本格出荷は20日以降を見込む。合わせて、個々に専用冷蔵庫を導入して取り組む「冷蔵シャインマスカット」も推進し、長期間の販売と、高単価安定販売による生産者手取りの向上をめざしている。ブドウ後半品種(シャインマスカット・クイーンニーナ等)の出荷は10万1千ケース(1ケース=5kg)をめざし、関東、地元、関西、中京の市場に出荷する。10日には地元市場で「トップセールス」を行い、市場関係者へのPRにつなげる考えだ。