黒系ブドウスタート

JAグリーン長野
「黒系ブドウスタート」の画像
出荷されたブドウの荷姿を確認する生産者

JAグリーン長野で露地ブドウ「ナガノパープル」の出荷が9月、本格化した。盆の降雨により成熟が昨年に比べて1週間ほど遅れた。また、一部地区でのひょう・風害、また、降雨など、品質の影響を懸念するが、生産者の規格を徹底した荷造り、被害果のパック出荷などを通じて、生産者手取りの確保・向上をめざしている。
出荷を前に、ぶどう部会の支部・地区ごと、4会場で8月23日から9月2日にかけて講習会を開催。長野市篠ノ井の西部青果物流通センターでは9月2日に「荷造り講習会・黒系ぶどうの目合わせ会」を開き、生産者31人が出席した。講習会では、営農技術員と生産販売部販売担当者が、生育状況や販売情勢を説明。販売目標として、9月5日以降、連休前(16日頃)までをナガノパープル・種なし巨峰の販売適期に据え、出荷量を増やすよう生産者に要請。また、管内の生育状況が降雨により進み、今後、脱粒や病害の発生も懸念されることから、適期の収穫作業を進めるように、指導した。生産者は、「ナガノパープルは粒が大きく仕上がってきているので、今日説明を受けたことを守って出荷していきたい」と意気込んだ。
同JAのぶどうは、昨年度、初めて10億円の大台を突破し、若手生産者の新規参入も多い、勢いのある品目。ぶどう部会では「ナガノパープル」「種なし巨峰」を主力に据え、今後スタートする「シャインマスカット」「クイーンニーナ」「クイーンルージュ®」とともに、販売拡大とこれによる手取り向上を目指したい考え。今年は、ぶどう全体で10億5千万円(前年比113%)、ナガノパープル等、黒系品種で約3億円の販売をめざしている。