諏訪地域で8~9月、大雨や局地的豪雨が発生したことを受け、JA信州諏訪役職員が対象地域の組合員宅を見舞い、被害状況を確認している。復旧に向けての相談、共済金の支払いなどを早期に対応する。
8月13~15日、令和3年8月前線による大雨が発生。岡谷市、諏訪市など広範囲にわたって土砂災害や住居の床上・床下浸水、道路の冠水などがあった。
9月5日夜は、茅野市を中心に局地的豪雨が発生。けが人は出ていないが、建物の損壊、道路の通行止め、複数の土石流などが確認されている。
茅野市玉川地区、高部地区などでは、収穫を控えた水田に土砂や水が流れ込むなどの被害もあった。
7日、高部地区でコシヒカリを栽培する小林弘幸さん(65)は「対策はしたが間に合わず、田んぼ3分の1ほどに泥水が流れ込んでしまった。生育不足、収穫遅れへの不安はあるが、9月末の収穫をめざしたい」と前向きに語った。
JAは今後も各部署で連携して、被災地への支援を行っていく。