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オリジナルカレンダー写真選考会/「JAらしいオリジナルカレンダー」にふさわしい作品選ぶ

作成者: いいJAん!信州|Sep 7, 2021 8:34:00 AM

JA信州諏訪は9月6日、「令和4年版オリジナルカレンダー写真選考会」を諏訪市の本所で開いた。小松八郎組合長ら6人の審査員が、入選作品計11点を選んだ。大賞6点は2カ月に1点ずつ掲載し、佳作4点は表紙に使用。組合長特別賞1点は来年度の総代会資料の表紙とする。
掲載写真は2009年から一般公募している。昨年度までは、観光地や風景などを撮影したものも選考対象としていた。しかし、今年度は「よりJAらしいオリジナルカレンダーづくり」をめざすため、テーマを「管内の残したい・伝えたい、農のくらしや農の四季」に一新。「農」に関係する作品を募集したところ、諏訪地域の写真愛好家ら21人(内、新規応募者5人)から85点の作品が寄せられた。
大賞には、管内主力品目であるアルストロメリアの選花のようすや、下諏訪町の指定有形文化財に指定されている「万治の石仏」をバックに田植えをする地域の人々、夕日に映えた八ヶ岳と残り柿などが選ばれた。佳作にはセルリー畑や古民家の柿簾を写した作品などだった。
小松八郎組合長は「どの作品も、諏訪地域の特色ある農のあるくらし、農の四季をさまざまな角度から表現しており、大変難しい選考だった。今年も素晴らしいカレンダーができるので、組合員の皆様には楽しみにお待ちいただきたい」と話した。
オリジナルカレンダーは、11月末頃に完成予定。約2万1千本を制作し、組合員と行政機関などに配布する。
入賞は次の皆さん
▽大賞=宮沢和加雄、小口照人、藤森順三、松木敏博、守屋萬次▽佳作=小川深志、小口照人、佐川隆博、古屋治▽組合長特別賞=関和洋