令和3年産米初検査 全量1等評価

JAあづみ
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殻刺しで抜き出した玄米の水分量を計測する勝野検査員(中)

JAあづみは10日、安曇野市穂高のJA北部低温農業倉庫で令和3年産「コシヒカリ」の初検査を行った。この日までに集荷した「コシヒカリ」346袋(1袋=30キロ)をJAの検査員が検査した。
JA営農経済事業部米穀課によると4月中旬からの好天、夏場は高温傾向だったことから生育は順調に進んだ。盆過ぎの長雨で品質が心配されたものの、全量が1等の評価を受けた。
JA管内では1万2600トンの集荷を目指している。検査は10月中旬頃まで続き、主力の「コシヒカリ」は9月中旬から下旬にかけて収穫のピークを迎える見込みだ。
検査に先立ち千國茂代表理事組合長は「米の受給バランス崩壊や産地間競争の激化など米を取り巻く環境は一層厳しいものになっている。安曇野産米の名声を維持するためにも検査員には公平な立場で検査にあたっていただきたい」と激励した。
堀金地域営農センター課長代理で指導的検査員の勝野美孝さんら2人の検査員が、米袋から「穀刺し」で玄米を抜き出し、黒い皿の上で胴割れや乳白の有無、カメムシの斑点米がないかなどを調べ、水分量も専門の検査器で計測した。米の形が整っているかを示す「整粒歩合」は平均76%と、1等米の基準である70%をクリアし、検査員は次々と米袋に「1等」を示す印を押していった。
勝野美孝検査員は「梅雨明け後の高温により胴割れ米や白未熟米など、品質面で心配事は多かったが上質な米が多い。仕上がりはいい」と話した。
安曇野産米は県内市場や関西、九州の市場を中心に出荷される。18~20日には同JA農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」で「新米まつり」を開催し、安曇野産米がいち早く販売される予定だ。