大粒種ブドウ目揃会 規格に沿った出荷を確認

JA松本ハイランド
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サンプルを見て出荷規格を確認する生産者

JA松本ハイランドぶどう部会は8月28日、収穫時期を迎えたシャインマスカット、巨峰、ピオーネなどの大粒ぶどうやナイヤガラの目揃会を管内4カ所で開いた。生産者約600人が出席し、出荷開始を前に規格の統一を図った。
松本市今井のJA今井ぶどう集荷所には生産者120人が出席。果実指導員が集荷所の稼働計画や検査体制を伝えるとともに、サンプルを用意し、重さや房型、着色などのほか、今年度から新たに設けた規格など荷造りの注意点を説明した。
今年は、6月上中旬のジベレリン処理時期に長雨が続き、栽培管理に苦労したものの8月以降は好天となったため、着色・糖度ともに高品質に仕上がっている。同JAでは、6月のハウス栽培のデラウエア出荷を皮切りに、露地栽培のデラウエア、大粒種と切れ間なく出荷を続けられることでシーズンを通して売り場の確保ができる体制を構築。また、今年度からは、LINEアプリを使った農家からの週間出荷予約を試験的に導入し、より正確な情報を市場に発信することで、有利販売をすすめていく。
同部会の横山竜大部会長は「毎年の異常気象により、前年の栽培方法が参考にならないなか、生産者の栽培努力で高品質なブドウとなっている。コロナなど暗いニュースがつづいているが、消費者においしいブドウを食べて笑顔になってもらえれば生産者としてうれしく思う」と話した。
大粒種の集荷は29日から始まっており、10月下旬まで県内をはじめ、中京や関西、九州を中心に出荷。デラウエアの9万1000ケースとあわせ、ぶどう全体で31万6,500ケースを出荷し、販売額13億3600万円を計画する。