県内JAの話題

管内庁舎と公民館で初めての花き展示会

作成者: いいJAん!信州|Aug 30, 2021 10:13:00 AM

JA信州諏訪花き専門委員会は8月25・26日、管内市町村庁舎と公民館で花き展示会を初めて開いた。来庁者の目に留まりやすい玄関や1階ロビーに特設スペースを設け、JAの主力品目を展示。地元産花きの認知度向上、更なる消費拡大・生産振興につなげる。
例年はこの時期、花き品評会「JA信州諏訪フラワーショー」を開いているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2年連続の中止となった。これを受け、同委員会が代替企画として提案。各市町村の農業や総務関連部署の協力のもと、茅野市・原村・富士見町・諏訪市の庁舎と富士見町コミュニティプラザに会場を設けて行った。
当日は、会員に出品を呼びかけ、きく・カーネーション・トルコギキョウ・スターチス・リンドウ・宿根カスミ草・アルストロメリアの7品目(計150束)が集まった。営農部の担当者が各会場をまわって花台を設置し、1束ずつ花びんに挿した。合わせて管内花きの出荷時期や出荷量などを紹介するパンフレットを用意し、「信州諏訪の花」と記したのぼり旗も掲げた。
諏訪市役所には、ピンクや黄色、紫や白など色とりどりの花束が48個並び、1階ロビーを明るく彩った。花束には札がついていて、生産者や産地が分かるようになっている。来庁者は立ち止まって花を眺めたり、写真を撮ったりしていた。
同部営農企画課の五味広孝課長は「花は人の心を癒す力がある。多くの人に見ていただけたらうれしい」と話し、コロナ禍や大雨災害に見舞われた市民に心を寄せていた。
JAは今後も、地元住民への花きPRを積極的に行っていく。9月以降は、管内小・中学校、特別支援学校にも花を贈る。