県内JAの話題

新規ぶどう栽培希望者説明会/今後の進め方や補助事業について説明

作成者: いいJAん!信州|Aug 5, 2021 5:14:00 AM

JA上伊那営農経済部は7月25日、伊那市狐島のJA本所で新規ぶどう栽培希望者説明会を開いた。全国的に大粒種ぶどうの人気が高まるなか、新しい栽培農家を募集しようと開催した。
同JAでは毎年新規ぶどう栽培者は増加しているものの、人気による消費者・市場からの要望も高くまだまだ生産量が足りていない状況。そのため同JAでは独自の農業振興生産拡大支援事業(未来A―サポート)を活用し棚面積10a以上の新植に対する棚施設導入費の一部支援を実施している。他にも国の果樹経営対策支援事業なども活用しながら栽培者の負担軽減に取り組んでいる。
この日はこれから栽培を始めようという人、すでにぶどう栽培を始めている人、合わせて11人が参加。同JA営農指導員から大粒種ぶどうの「ナガノパープル」や「シャインマスカット」、「クイーンルージュ(R)」について説明があったほか、栽培の流れや新規に栽培するための費用、補助事業などについても説明した。説明会終了後には個別の相談会を行った。
参加者は「新たに『クイーンルージュ(R)』の栽培を考えている。今回の説明会はとても分かりやすく、これからのぶどう栽培の参考にしたい」と満足そうに話した。