県内JAの話題

最需要期を目前に、管内産きくをJA施設へ/地元農産物 PR活動継続

作成者: いいJAん!信州|Aug 30, 2021 10:11:00 AM

JA信州諏訪と農政対策協議会は8月、JA施設10カ所に管内産のきくを飾った。最需要期の彼岸を目前に、高品質の輪ぎくやおしゃれなインテリアとしても注目されている洋ギクなど多数の品種を展示。コロナ禍の影響を受ける農家への支援と、施設を訪れた組合員・地域住民に向けた地元農産物のPRのため、毎月力を入れて行っている活動の一つだ。
管内は歴史あるきくの産地で、生産量は県内トップを誇る。70戸の生産者が、70~80品種を栽培。8月下旬現在は1日に1000~1200ケース(1ケース100本)が出荷されており、9月の彼岸には約2000ケースが全国の市場に届けられる。
岡谷市のJA岡谷支所では26日、職員が彩りよく花瓶に生け、地元生産者から贈られたトルコギキョウとともに、金融・共済それぞれの窓口カウンターに並べた。
同支所は市内最大のショッピングセンターの向かいに位置し、日々多くの人が利用する。毎月行っているこの活動が浸透してきており、反響も上々。「来月も楽しみにしている」との声や、購入場所の問合せなどがあるという。
同支所の志村緋奈乃さんは「実際の花は、インターネットやパンフレットで見るよりも色鮮やかでずっとすてき。窓口に飾って、より多くの皆さんに魅力を知っていただきたい」と話した。