JAみなみ信州女性部上郷支部は、23日飯田市社会福祉協議会で、女性部員から集めたタオルを同協議会へ寄付した。
同支部は、新型コロナにより毎年行ってきた地域奉仕活動ができなくなったことから、今女性部としてできることはないかと役員が考え、介護施設へのタオル寄付を今年度初めて企画。期間を6月中旬から7月20日までの約1か月とし支部員に募ると265枚のタオルが集まった。
この日、北原久枝支部長と大島嘉恵副支部長が同協議会を訪れ、6箱にぎっしり詰まったタオルを同協議会の中島武津雄会長へ手渡した。
北原支部長は「支部の皆さんからたくさんのタオルを預かってきました。必要な施設で使用していただければありがたい」と挨拶した。
中島会長は「介護施設では毎日使うタオルなどはなくてはならないものなので、本当にありがたい。こんなにたくさん寄付していただき、JA女性部の皆さんのご協力に感謝します。大切に使わせていただきます」と話し、感謝状を手渡した。
同支部はこれまで管内に2つあるデイサービスセンターで1年おきに清掃ボランティア活動をしてきたが、新型コロナの影響を受けた昨年に引き続き今年も中止となった。その中でもなにか地域のためにできることが何かないかと同協議会に相談し、部員みんなで必要なものを集めようと寄付する活動に至った。
北原支部長は「部員の多くの方が協力してくれ嬉しかった。改めて女性のパワーや気持ちの強さをしっかり感じた。コロナ禍で活動制限がある中だが、今後もみんなでできることを模索していきたい」と話した。