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桃の選果がピーク迎える/病気少なく糖度も高め/JA上伊那果実選果場 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 10, 2021 3:00:00 PM

JA上伊那の果実を集荷するJA上伊那果実選果場で桃の選果がピークを迎えた。同選果場には管内30戸の生産者が桃を出荷しており、7月下旬から主力の中生種の出荷がスタートしている。
主力となるのは約8割を占める「あかつき」や「なつっこ」。今年は梅雨明け後に晴れた日が多かったことで病気の発生は少なく、糖度も高めで良好だ。
8月3日の同選果場にはその日の朝に収穫された桃が運ばれ、選果機に乗せられた桃を選果員が傷や色、形を目でチェックし選別。選別した桃はセンサーを通り、糖度や熟度、品質などが計られ、5つの規格に分類。同じ規格ごと箱詰めされ、同日出荷された。
出荷された桃は翌日の朝に徳島や浜松の市場へ届けられるほか、同JA農産物直売所「ファーマーズあじ~な」や「ファームテラスみのわ」、「とれたて市場」などで販売している。今年は昨年より多い約45トン、5,000ケース(5キロ箱)の出荷を予定している。