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プルーン品評会で意欲向上へ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jul 28, 2021 3:00:00 PM

JAグリーン長野特産果樹部会プルーン専門部は7月26日、初めて「プルーン品評会」を開催した。個選品目のプルーンは、各戸で荷作りが進められることから、技術と品質の統一・向上、延いては生産者の栽培意欲の向上につなげようと、役員会で開催を決定。主力「サンタス」出荷開始に合わせて開催した。
品評会は部会役員、JA営農技術員・販売担当者のほか、長野農業農村支援センター、JA全農長野販売担当者も招いて審査。玉揃い、着色、ブルーム、熟度、外観に評価基準を設定し、総合的に判断。プルーンは、見た目を重視するか食味を重視するかにより、評価に違いが発生すること、また、初企画ということもあり、手探りのなかで時間をかけた審査となり、「最優秀賞」「優秀賞」「優良賞」を選出した。岡部勇専門部長は「様々な品種が作られている中で、品評会日と品種が指定され、適熟品を選んで荷作りするという点は生産者として非常に難しいなかではあったが、今後、役員会などで開催方法や課題等を検討しながら、少しでも生産者の意欲につながることを検討していきたい」と話した。
JAでは、生産者・部会の意見に基づき、品評会等の開催を計画し、品質向上への意識を高め、生産意欲の向上につなげたい考えだ。