JAグリーン長野は、長野市篠ノ井の西部青果物流通センターで7月26日、「ももお披露目会」を開いた。新型コロナウイルスにより、毎年東京都内の重点取引市場で行っていた「トップセールス」を自粛。これに代わるものとして、地元報道各社を通じ、消費者や市場関係者へのPRしようと企画した。
会場では、安藤猛常務とJAもも部会宮﨑淳一もも部会長が今年のももの仕上がりなどを報告。安藤猛常務は「台風19号からの復興に向けて生産者みな努力をしており、JAとしても消費者の皆様に良いモモを届けていきたい」と強調。宮﨑部会長は、「おいしいおいしいJAグリーン長野のモモの時期がやってきた。ほどほどに雨をもらい、太陽の恵みをもらい、糖度も大きさも順調に仕上がってきている。JAグリーン長野のモモを見かけたら、ぜひ家族みんなで味わってもらいたい」とアピールした。
あわせて、生産者の持ち込み物の荷受け作業や光センサー選果機による選果作業、荷造り、また、生産者のほ場での作業なども紹介した。
JAでは、新型コロナウイルスの感染防止策を講じながら、生産者の努力を消費者や市場へとPRする機会を作っていきたい考えだ。