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糖度も高く順調な仕上がり JAみなみ信州主力桃「あかつき」「白鳳」初選果

作成者: いいJAん!信州|Jul 20, 2021 3:59:00 AM

JAみなみ信州は19日、同JA桃の主力品種「あかつき」と「白鳳」の本格的な選果を始めた。この日、同JAのいいだ果実選果場(飯田市)と松川インター選果場(松川町)では管内各地から集められたあかつき259コンテナ(1コンテナ約9kg)と白鳳263コンテナが選果され、中京方面の市場と地元直売所に出荷された。
同JA営農部によると、糖度も高く食味や着色、玉伸びも良好な仕上がり。今年は開花時期が10日ほど早かったが5月の低温傾向により平年並みの進みに戻ったことから昨年より2日早い選果開始となった。中生桃の出荷ピークは26日から29日を予定し、中京の市場をメインに関西や九州へ集荷していく。
同JA中生桃の今年度出荷量は約700トン(前年実績対比120%)を見込み、そのおよそ2割となるおよそ140トンがふるさと納税返礼品や同JA農産物総合DMセンターの予約販売で占める。

同部販売課の松重恵佑担当(29)は「生産者の皆さんの努力により品質の良い仕上がりになっています。天候も順調できており数量にも期待できるので、しっかり販売していきます。生産者に一つでも多く出荷をお願いしたい」と話した。
またいいだ果実選果場の遠山実係長(39)は「今年は天候にも恵まれ糖度も高いおいしい桃が出ている。直売所にもしっかり並ぶので、多くの皆さんに買い求めいただきたい」と話した。