JA上伊那伊那地区助け合いの会は6月21日、伊那市美篶の老人保健施設すずたけでボランティア活動として恒例の草取り作業を行った。同会が発足した2002年からの取り組みで地域貢献の一環。参加者が手分けして敷地内の草取りをした。
同会は高齢化社会に対応した安心して暮らせる地域づくりのために、相互に助け合うことを目的に設立された。会の活動に賛同した会員で構成し、同JA管内では5つの会が地区単位で活動している。
この日は会員やJA職員30人が参加。参加者は仲間との会話を楽しみつつも、草かきで花壇の中やコンクリートの間から生えた雑草を抜き取ったほか、施設内の用水路にたまった落ち葉の片付け作業も行った。
同会の有賀ゆみ子会長は「昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で活動が思うようにできず、1年ぶりの草取りとなった。仲間と久しぶりに交流ができて楽しかった」と笑顔で話した。
今後すずたけの草取りは7月と9月にも行う予定。