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地域に支えられながら サツマイモの苗植え | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 8, 2021 3:00:00 PM

飯田市中村の中村保育園は31日、同園近くの畑でサツマイモの苗植えを行った。
この日はJAみなみ信州青年部伊賀良支部の部員2人とJA職員も協力し、未満児から年長までの74人が参加し、晴天の中約2アールの畑に100本の苗を植えた。
毎年苗植えをしている年長園児は手際良く作業し、「虫がいてこわかったけど楽しかった」「寒くないようにお布団をしっかりかけた」など感想を話した。苗植えの後には水をたっぷりあげ、豊作を願った。
同支部の木下義隆支部長(28)は「土や自然に触れて、普段食べている食材がどのように作られているのか興味を持って、育てる楽しさを知ってもらいたい。遊びの感覚で楽しんでもらえたら嬉しい」と話した。
同園の新井智恵美園長は「青年部やJAの方が管理を手伝ってくださるのでとてもありがたい。子供たちの成長にとっていろいろな人と関わることはとても大切。地域の方々と作業することで礼儀など様々なことを学びながら楽しみたい」と話した。
作業中、近くを通りかかった地元の人が草刈機で畑の大きく伸びた草を刈り取る姿もあり、地域に支えられた食育活動が行われている。
保育園、保護者、地域みんなで作るこの畑ではジャガイモやポップコーン、スイカなども育てさらに子供たちの食への興味を深めていく。