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リンゴ体験学習・リンゴの生育を学ぶ・JA上伊那南箕輪支所 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 20, 2021 3:00:00 PM

JA上伊那南箕輪支所は6月11日と15日の2日間、南箕輪小学校3年生を対象に「リンゴ体験学習」を開いた。今年は児童155人が3グループに分かれそれぞれの圃場で学習した。地元農家から栽培方法を学び、リンゴの成長過程や、栽培の大変さ、収穫する喜びを学ぶことを目的としている。
15日、南箕輪村の田中實さんの圃場には児童70人が参加した。第1回目の今回は、今後観察していくリンゴを3つ選び、目印としてテープを結んだ。その後、ノギスを使いリンゴの大きさを測るなど生育調査を行い、現在の様子を観察、スケッチ。児童は「こんなに小さいリンゴは見たことない」と真剣に観察した。観察後に児童から田中さんへ「何年目のリンゴの樹なのか」など質問がありリンゴの成長過程についての説明を興味深く聞いた。
田中さんは「見る機会の少ない小さいリンゴの観察から成長過程を学び、栽培の大変さや工夫を知ってほしい」と話した。
この体験学習は11月までに今回合わせて3回を計画。リンゴに模様をつけるためのシール張りや、収穫体験する予定だ。