JAグリーン長野女性部更北総支部は5月27日、長野市真島町の真島フルーツセンターで「ぼかしづくり」に挑戦した。農作業への活用をめざした恒例行事で、昨年は新型コロナウイルス感染防止で開催できず、今年は対策を講じて実施。部員14人が参加した。材料は、部員が持ち寄った米ぬか300kg。ビニールシートの上に米ぬかを山にして広げ、EM菌、糖蜜、ぬるま湯を投入し、スコップや手で天地返しなどをしながら、よく混ぜ合わせた。また、部員全員でビニールシートを持ち、力を合わせてシートを折りたたむように右へ左へ動かし、全体をムラなく混合した。初参加の部員は、「循環型農業に興味を持っているので、こういった機会に参加できて嬉しい。ぜひ家の畑に使って、いい野菜を作りたい」と話した。総支部長の内川千恵美さんは、「コロナに気を付けつつ、多くの人に参加していただけた。ケガに気を付けて作業ができた」と話した。ぼかし肥料は、人数分に等分し、各戸で発酵させて完成。畑にまくなど活用を予定するだという。
JAグリーン長野女性部では2021年度、新型コロナウイルス下、対策を講じながら活動を継続し、部員の絆をつないでいる。