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本格出荷を前に規格等確認、ブロッコリー出荷会議 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 23, 2021 3:00:00 PM

JA上伊那は5月19日、20日の2日間、ブロッコリーの出荷会議を管内各地で開いた。20日の春富支所野菜集出荷場には生産者や市場関係者、JA職員ら約40人が出席。生育状況や販売状況、出荷規格などを確認した。
今年の生育状況は心配された霜や風害の影響がなく、順調に成長している。これからは夜でも気温が高くなり病気が心配されるため、早めの防除を呼び掛けた。
また、会議の中で担当者から新しく発売された微生物殺虫剤の説明もあり、生産者は真剣な様子で資料に目を通した。
同JA営農経済部園芸課小出順誠野菜係長は「新型コロナウイルス感染症の影響で市場は不安定だが販売体制は整えていくので安心して出荷してほしい」と話した。
ブロッコリーは同JAの主力品目。生産量、販売高ともに白ネギ、アスパラガスに次ぐ超重点品目となっている。4月末現在では201戸が約51haで作付けし、最終的には76haで190,750ケース(1ケース4kg)を見込んでいる。最盛期は春と秋。春作はすでに出荷が始まっていて、出荷最盛期は6月中旬を見込んでいる。