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おおきくなーれ!ジャガイモの豊作願って | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 13, 2021 3:00:00 PM

飯田市鼎の鼎あかり保育園は、12日同園近くの畑で年長年中園児59人が参加し、ジャガイモの種芋の植え付け作業を行った。JAみなみ信州青年部鼎支部の部員8人も参加し、園児と一緒に楽しく作業を行った。
同支部が行う同保育園の食育活動は、20年以上前の花苗のプランターを届ける活動から続いており、現在ではジャガイモ、サツマイモの苗植え・収穫や、同支部が加入する夢かなえ隊でのもち米作りからの餅つきまでと、通年で食育活動を行っている。
この日園児たちは「ジャガイモに土のお布団を掛けるよ」「きっとジャガイモものどが渇くからお水をあげたい!」など話しながら苗植えを楽しんだ。
作業後、園児は植え付けしたジャガイモに向け両手を伸ばし「大きくなーれビーム!!」と大きな声で元気を送り、ジャガイモの豊作を願った。
部員から「10回寝たら芽がでるよ!」との話があり、「10日後にお散歩で見にきましょう!」と約束した。今後園児たちも成長の様子を見守っていく。
同支部代表の村澤俊彦さん(34)は「子供たちの元気な姿が見られたのがなにより嬉しい。昨年は新型コロナのため行えなかった活動もあるので、今年はすべて行えたら」と話した。
園長の福岡恵子先生は「ジャガイモがどのように育ち、料理になるのかなど様々な経験をさせていただき本当にありがたい。命をいただく感謝の気持ちも芽生え、子供たちにとって貴重な体験です」と話した。
収穫は7月を予定しており、給食で楽しむ他、各家庭に持ち帰ることを予定している。