県内JAの話題

環境保全に役立て JA大北女性部白馬支部でパッションフルーツ栽培講習会開催 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 19, 2021 3:00:00 PM

JA大北女性部白馬支部は5月7日、パッションフルーツの栽培講習会を白馬村のAコープ白馬店にて開催した。パッションフルーツはアメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とする果物で、成長するにつれ、つる状に伸びていくため、夏の暑い日差しなどを遮る自然のグリーンカーテンにもなり、エコな暑さ対策として注目されている。
今回の講習会は、JAくらしの活動の環境保全、地球温暖化環境教育の一環として開催。あわせて、JA女性部全体として取り組んでいるSDGsの活動に結びつけ、各家庭にて植物の栽培を行うことで、13番目の項目である「気候変動に具体的な対策を」と15番目の項目である「陸の豊かさを守ろう」にもつなげる。
当日、講習会には同支部員からの声掛けもあり、地域住民も参加し、あわせて18人が参加。実際に栽培を行っている同支部の平瀬久美子部長を講師に、パッションフルーツの植え付けから花芽が出るまでの栽培管理について説明があり、参加者らは興味深く話を聞いていた。講習会終了後には苗の販売が行われ、参加者全員が苗を買い求めていた。参加した部員や住民らは「初めて栽培するけど、うまく育ってほしい」と話していた。
パッションフルーツは各家庭で栽培が行われる。同支部では引き続き今回の活動を続けるとしており、花芽が出始める6月上旬から中旬頃に2回目の栽培講習会を予定している。