JA信州うえだは、第27回通常総代会に合わせて2019年度優秀農家の表彰式を行った。農業経営または地域の農業振興に、顕著な成果を上げている農業者や農業法人・団体を管内から選出し、取り組みを広く紹介することで、地域農業の発展と振興につなげることが狙い。
本来19年度優秀農家表彰式は、昨年の5月に開催した第26回通常総代会に合わせて行う予定だったが、コロナ禍のため、総代会の縮小を受けて開催。本年度に延期した。
表彰式では、県上田農業農村支援センターの堀澄人所長の審査報告後、所長とJAの眞島実組合長がそれぞれ表彰状を授与した。
受賞者を代表して、上田市大手の上田市大豆採種組合 組合長馬場秀明さんは「栄誉ある賞を頂き大変光栄に存じます。これからも地域農業の担い手として農業を継続、発展させていくとともに、後継者育成に全力で取り組んでいきます」と謝辞を述べた。
受賞者は次の通り。かっこ内は住所・営農類型。
◇一般の部
▽小川高史・佳代(東御市滋野乙・果樹)▽田中偉譽・和子(上田市真田町本原・花き+水稲)▽丸山秀樹・淳子(長和町古町・野菜)
◇集団・グループの部
▽稲倉の棚田保全委員会・代表=金沢正明・委員長=久保田良和(上田市殿城・棚田の保全+水稲)▽荻窪活性化の会・代表=栁田平和/中村晃(同市東内・ソバ)▽小泉水土里会・会長=岡野忠(同市小泉・農業支援)▽上田市大豆採種組合・組合長=馬場秀明(同市大手・種子大豆)