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どろんこで代かき体験/岡谷市の長地小学校5年生 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 16, 2021 3:00:00 PM

JA信州諏訪岡谷支所長地営業所は食農活動の一環として、岡谷市の長地小学校の稲作を支援している。初回は5月11日、3クラス95人が水を引いた田んぼを駆け回って代かき。顔や服に泥水を飛ばして楽しみながら元気よく、農作業の一端を体験した。
JAが同校の稲作を支援するのは、今年で5年目。JAの高木元一郎理事(同市長地=68)が手配した計10アールほどの田んぼ2枚で、JA役職員の指導を受けながら代かき、田植え、収穫、脱穀といった一連の作業を体験する。
この日、児童は頭に日本手ぬぐいを巻き、動きやすい服装で田んぼに集合。高木理事から「普段食べているご飯がどのようにつくられるか、1年間一緒に学びましょう」とあいさつを受け、クラスごと皆で手をつなぎ、恐る恐る田んぼに足を踏み入れた。
最初は泥だらけになるのをためらっていた子も、かけっこやボール遊びが始まると「仲間に入れて!」と、輪に入る子がどんどん増えていった。終盤になると、田んぼにダイブしたり、泳いだりと、全身を使って土を踏み込む姿が見られた。
2組の小松優月さん(10)は「田んぼはぐちゃぐちゃしていて冷たかったけれど、楽しかった。今から収穫が待ち遠しい」と話した。
同支所の林和茂地区統括所長は「子どもたちが農業の大切さを理解し、米づくりを学べるよう、今年も支援していきたい」と話していた。
24日に、田植えを行う予定。