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求められる産地を目指して、きのこ部会定期総会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 26, 2021 3:00:00 PM

JA上伊那きのこ部会は4月16日、JA本所で令和2年度通常総会を開いた。生産者やJA職員ら24人が参加。令和2年度事業報告や令和3年度事業計画が話し合われた。
議事に先立ち同部会の桃沢孝夫部会長は「新型コロナウイルス感染症拡大の波を乗り越えてこの先も残れる部会にしていこう」とあいさつ。JAの御子柴茂樹組合長は「1円でも高くきのこが販売できるよう取り組んでいく。安全安心な生産に全力を尽くしてもらいたい」とあいさつした。令和2年度の販売実績は20億7110万円(計画対比101%)。新型コロナウイルスによる巣ごもり需要で小売店や宅配は堅調な販売で推移した。しかしいまだ業務用、外食需要の販売低迷は続いており、同JAは生産者と生活協同組合などの重点需要者を直接結び付ける取り組みに努めることを確認。令和3年度は「品質の向上・安定生産」「販売対策」「安全安心の取り組み」の3つを重点目標に、求められる産地を構築していくとした。
総会終了後にはきのこ選荷場・種菌センターからの事業報告やぶなしめじ専門部、きのこ専門部それぞれでも総会が開かれ令和3年度に向けて有意義な議論が行われた。