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出荷者の拡充を狙い直売所で初めての農産物栽培研修会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 20, 2021 3:00:00 PM

飯田市育良町のJAみなみ信州りんごの里直売所は、11日飯田市の旧伊賀良集荷場で、農産物栽培研修会を行った。同研修会は消費者の多様なニーズに応えるため生産者からの安定した通年出荷を目的に、直売所出荷者を増やしたいと同直売所で行った初めての企画。同店周辺の地区に限定し募集をかけ、15人の生産者が参加した。
この日、同店の田原将司所長が直売所出荷方法や出荷者が登録する出荷組合について、また同JA営農部の清水明寿係長から直売所出荷の主要野菜について基本的な栽培方法などを説明した。
田原将司店長は「自分が作ったものが売れる喜びをじかに感じられる直売所出荷の楽しさから、家庭用栽培とは違った野菜作りのやる気に繋がります。生産者が出荷しやすく、お客様に喜んでもらう店舗をスタッフ一同頑張っていますので、まずは出荷登録していただき、出荷に結びつけてほしい」とあいさつした。
参加した生産者から「カボチャなどは半分にして出荷できるのか」や「残った出荷物の引き下げルールはどうなっているのか」など具体的な質問も出され、出荷への意欲を感じた。
5月には第2回目の研修会を予定し、春に植付した野菜の管理や収穫、出荷までの説明していく。