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水稲種もみ温湯消毒最盛期 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 24, 2021 3:00:00 PM

佐久市平賀のJA佐久浅間さく水稲育苗センターで、水稲種もみの温湯消毒作業が最盛期を迎えている。2月下旬から始まり、同市や小諸市、佐久穂町の生産者から注文を受けた種もみを合わせて約15トンを処理する。
温湯消毒は、減農薬栽培や廃液処理対策などの環境に配慮した取り組み。一度に消毒する種もみは200キロ。60度の湯に10分間漬けた後、冷水で7分間浸して温度を下げる。
内部まで均一な温度を保たなければ病害の防除効果や発芽率が低下するため、浸種する温度と処理時間を厳守する。品種は「コシヒカリ」「あきたこまち」などで、ビニール袋に入れて密封する。
JAさく南部営農センターの柳澤基平調査役は「環境にやさしい温湯消毒の種もみで健苗育苗をしてもらい、実り多い秋を迎えてほしい」と話す。作業は4月中旬まで行う予定だ。