JAグリーン長野若穂農業機械センター(長野市若穂)は、3月5日・6日、同センターで「農業機械実演会」を開いた。最新の農業機械や需要の高い機械を中心に特別価格で展示販売。あわせてセンター横のほ場では、乗用トラクターやチッパー、小型管理機の実演コーナーを設け、生産者が試乗したり、センター職員が操作方法を実演した。生産者の男性は、「すぐに購入できるものではないが、いろいろな機械を実際に見ると、欲しくなるのはもちろんだが、農業を頑張ろうという気持ちになる」と心を躍らせ、センター職員に操作方法やメーカーによる違い、価格など質問を寄せていた。
JAでは、生産者の高齢化による作業負担軽減や労働力の確保の一助とこれによる農業生産の維持・確保、また、生産者からの「メーカーごとに見比べることのできる大型の展示会開催」への要望に応じ、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を取りながら、地区(センター)ごとに農業機械展示会を計画した。篠ノ井地区・松代地区では3月20日・21日にJAファーム周年祭とともに開催する予定だ。