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新規就農を支援、山ノ内町で研修生受入

作成者: いいJAん!信州|Mar 2, 2021 1:22:00 PM

長野県北信農業農村支援センターは2月26日、山ノ内町役場で新規就農里親研修申し合わせ事項調印式を開いた。今年から研修を始める新規就農希望者1人と栽培技術の習得などをサポートする里親農業者、県、町、JAながのの職員が出席。研修内容などを確認し、研修生と里親農業者が調印した。
県の新規就農里親制度は、新規就農希望者に対し専任の就農コーディネーターの支援により就農までのプランを作成し、県農業大学校などでの研修に加え、里親と呼ぶ各地域の熟練農業者指導のもと生産技術を習得する。一連の研修を通じて、生産技術、農機安全対策、販売や労務管理などに関する知識を深める。
今回は、埼玉県出身の男性がリンゴとブドウの生産技術を学ぶため、町内の里親農業者のもとで研修する。研修生はこれまでスノーボードをするため何度も町を訪れ、この地に魅力を感じたという。2021年4月~23年3月までの研修期間を経て、独立就農をめざす。