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夢かなえ隊 小学校に収穫米をお届け | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 17, 2021 3:00:00 PM

飯田市鼎の農商工の若手でつくるグループ「夢かなえ隊」は12日、同市鼎小学校5年生と栽培したもち米を同校へ届けた。
5年生児童109人が体育館で夢かなえ隊を出迎え、「感謝する会」を開き米作り支援へのお礼を伝えた。
同隊はJAみなみ信州青年部鼎支部と飯田商工会議所鼎支部青年部を中心に構成。遊休農地を活用した同小学校や地元保育園の食育活動を行い、地域の活性化に取り組んでいる。
この日、同隊は精米したもち米27kgを届けた。例年収穫したもち米を使った餅つきを行っているが、今年度は新型コロナウイルス感染症予防のため断念。もち米は児童が各自家庭に持ち帰った。
感謝する会で各クラスの代表児童が「米作りは時間がかかり大変なことがわかりました」「大変な作業もありましたが楽しかった。農家さんが丁寧に米作りをしていることがわかりました」と感謝を述べた。また児童が1人ひとり感想や感謝を書いたお礼の手紙を同隊に手渡した。
同隊の木下周次隊長(55)は「コロナで大変な年でしたが、その中でも皆で米を作れたことが大事です。お手伝いが出来てうれしかった。この経験を生かし、地域や農業、仲間を大切にする大人になってください」とあいさつした。