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リモートで手芸楽しむ、JA上伊那生活部会「ミドルミズ大学」 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 9, 2021 3:00:00 PM

JA上伊那と同JA生活部会が開く世代別女性講座「ミドルミズ大学」は2月6日、伊那市狐島の同JA本所で第6回講義を開いた。最終回となる今回は、初の試みとしてweb会議ツール「ズーム」を使用。本所と各家庭をつなぎ、リモートで冷蔵庫などに付けられる「マグネット付きクリップボード」を製作した。
今年度14期目を迎える同大学は北部、中部、南部の3校で57人が受講。新型コロナウイルス感染症拡大により、2ヵ月遅れて開講となったが、これまで感染対策を講じながら、切り絵や美文字、上伊那の秋の味覚を学ぶ講義などが開催された。第6回は「集う」から「繋がる」へ内容を変更し、事前に受講者全員に材料を渡し、「ズーム」の使い方や当日の流れなどを説明した。
この日は講師にJAカルチャーリーダーの吉沢麻由美さんを招き、フランス発祥の手芸「カルトナージュ」の技法でクリップボードを製作。33人が「ズーム」に参加した。吉沢さんは担当職員が撮影する映像を通じて、製作手順や糊付け方法など細かなところまで指導。見事完成した参加者からは「できました」との喜びの声が聞かれ、歓声が上がった。
吉沢さんは最後に「皆さんの『やってみよう』の気持ちが今回の講義を成功に導いた。私自身も楽しめたが、また皆さんと顔を合わせた講座ができるのを楽しみしている」と期待した。