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若手農業者の声を届ける | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jan 25, 2021 3:00:00 PM

JAグリーン長野青壮年部は、長野市篠ノ井のグリーンパレスで1月22日、「青壮年部と役職員の懇談会」を開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じ、青壮年部役員、神農佳人組合長らJA役職員など総勢58人が出席した。
懇談会は2部制にし、1部では農業関係部署(営農部・生産販売部・生産購買部)の部長や職員との意見交換、2部はJA役員らへ青壮年部の意見・要望を伝えた。
このうち2部は、青壮年部が2020年9月・10月に行った「JA通知表(アンケート)」の結果を報告し、これをもとに、改めて部員の「生」の声を届けた。部員は、「モモせん孔細菌病」の対策と補助の拡充、スマート農業やJA情報等の電子化への取り組み加速、部員と職員の交流の活性化について要望。また、部員の一人は、「神農組合長の"JAは都合よく使えばいいんだ"という農家の立場で付き合いやすくしてくれている言葉に助けられている。何より青壮年部に入り、仲間ができ、JAの職員との交流、経営向上につなげることができた。コロナが収束したら、以前のような活発な交流の場をもってほしい」と感謝と今後への期待の声も寄せられた。神農佳人組合長は、青壮年部員の要請に対し、「いただいた意見をもとにJAで計画を練り、それを青壮年部に再度検討いただいて、方針を決定するなど、青壮年部のみなさんのご要望に応えたという実績を令和3年はしっかり示してまいりたい」と話すとともに、事業検討やさらなる地域農業の活性化への協力を求めた。
宮﨑淳一青壮年部長は、「アンケートも含め、多くの部員から声が集まった。ぜひJAにお願いをするだけではなく、一緒にやっていきたい」と強調した。
JAでは2021年度、青壮年部の意見をもとに、青壮年部員や生産者を含むJA事業検討会議の設置とこれによる営農・生産販売・生産購買事業内容の検討・実施につなげる考えだ。